無料なだけでなく、みんなが自由に使える オープンソースソフトを使い方の解説します。

2007年9月28日金曜日

DVD字幕をVSConvで画像にしてみよう!

画像にすると普段使っている画像閲覧ソフトで字幕が見られて便利です。
他にもいろいろ面白い使い道があるかもしれないですね!

ただし、この方法はMS-DOSを使いますので初心者には難しいかもしれません。

このような画像になります。

DVDから字幕の取り出しには、オープンソースのDVD字幕取り出しソフト VSRipを使います。
取り出したVOBSUB(idx/sub)字幕から画像への変換には、オープンソースのVOBSUB字幕変換ソフト VSConvを使います。

どうにか、VSRipを使ってVOBSUB(idx/sub)字幕を取り出したら
MS-DOSを開きます
そして、VSRipがあるフォルダーへMS-DOS上でディレクトリーを移動させます。

あとはそこからVSConvのコマンドを入力します。
idx/subに字幕が1つしか含まれていない場合は
以下のようにコマンドを実行します。

画像としては一番普通のwinsubmux形式とします。
他に、maestroという形式もあります。(こっちの形式は画像サイズが720x480なので色が変です)


また字幕の場所はc:\tmp\字幕jimaku.idx とします。
字幕の保存ベース名もc:\tmp\字幕\jimaku とします。


vsconv -f winsubmux -i "c:\tmp\字幕jimaku.idx" -o "c:\tmp\字幕jimaku"

すると、c:\tmp\字幕\ フォルダーの中に sub_000001.bmpから始まるBMPファイルができあがります。

1つのVOBSUB字幕ファイルに複数の字幕がある場合は何番目の字幕を取り出すかを指定して字幕をとりだします。
この場合上記のコマンドにidオプションが付きます。
(ここがややこしいのですが、番号は0から数えます。つまり1番目の字幕は0となります。)

idは1とします。(2番目の字幕を取り出し)
以下のようなコマンドになります
vsconv -f winsubmux -i "c:\tmp\字幕jimaku.idx" -o "c:\tmp\字幕jimaku" -id 1

id番号の見つけ方
通常はパッケージに字幕1は日本語で、字幕2は英語とか書かれていますので、そこから1を引いた番号がidとなります。


それ以外には、変換元の .idxファイルをメモ帳で開いてみるといいです。
以下のように、idの所に、indexという形で書かれています。

# Japanese
id: ja, index: 1
# Decomment next line to activate alternative name in DirectVobSub / Windows Media Player 6.x
# alt: Japanese
# Vob/Cell ID: 2, 1 (PTS: 0)

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