フリーランス アキのオープンソース活用術

無料なだけでなく、みんなが自由に使える オープンソースソフトを使い方の解説します。

2008年10月31日金曜日

VLCで動画・音声ファイルからWavを抜き出す

オープンソースソフト VLC Media Playerを使って、各種 動画や音声をWavファイルを変換する方法を説明します。

Wavに変換するには他には、acky ドロップ WavアンドMP3でWav音声変換で楽々変換などありますが、VLCの場合、特殊なファイルも変換できる場合も有り重宝します。
(例:Windows Media Audio 9 Professional)

VLCを起動したら、メニューよりメディア/変換保存する を選びます。


するとファイル選択ダイアログが開きますので、右側のマイコンピューターなどやユーザーフォルダーから目的のファイルを選びます。(一部フォルダー名は英語表記になっているので注意)そして、下側の変換保存するをクリックします。



ファイルの所をチェックして、保存先ファイルを選択します。



EncapsulationタブからWavを選択します。


オーディオコーデックタブを選んで、Wavを選択します。



そして下側の保存ボタンをクリックします。


すると変換が開始されますので、終了するまで放置します。

2008年10月14日火曜日

VirtualdubでAvi動画を連続するJPEGやPNG画像にする

ここでは、使って、オープンソースソフト Virtualdub Avi動画から連続するJPEGやPNG画像に変換する方法を説明します。
画像から動画を作成する方法 は他にも多数あります。

注意事項は動画の長さが長いと総ファイルサイズが数Gbyte以上と非常に大きくなります。

基本的なVirtualdubの使い方は、オープンソースソフト Virtualdubを見てください。

Avi動画を画像にする

まずは普通にAviファイルを開いきます。

そのままですと、1秒当たり、30枚の画像を作成します。
変更したい場合は、メニューよりVideo/Frame Rate を選択します。


真ん中のFrame rate conversionの所をconvert to fpsをチェックして
そして、Frame Rateの所を、1秒間に1枚でいいならば、1とします。
10秒に1枚でいいならば、0.1とします。そしてOKをクリックします。


そしてメニューより、File/Export/Image Sequenceを選びます。


するとウインドウが開きます。
ここでは、最低保存先フォルダーを変更します。
そしてファイルの形式をJPEG・PNG・BMPから選びます。
JPEGの場合は、その横に品質を決めるスライダーがあります。
また、JPEGのファイル名が.jpegが変に感じたらfilename suffixの所を.jpgに変えます。
最後に、filenameとなっている所でファイルの先頭部分を好みで変更します。

これらの表示例は真ん中のFirst frame Last frameの所で確認できます。
そしてOKをクリックします。


すると変換中ダイアログが出ますので、これが閉じるまで待ちます。

2008年10月11日土曜日

VLCでDVDから画像を保存する

オープンソースソフト VLC Media Playerを使って、DVDから好きなシーンを画像として保存する方法を説明します。

抜き出した画像は、印刷ラベルに使ったり、壁紙に使ったり、オープンソースのDVD作成ソフト DVDStylerでDVD作成するときのボタンなどに使えます。

画像の保存の仕方
好きなシーンに移動したら、
メニューよりビデオ/スナップショットを選択します。
選択した画像は通常、マイピクチャーに保存されます。


横線(インターレース)が気になる場合はメニューよりビデオ/インターレースを解除/ブレンド を選んで再生しなおします。


画像の保存先や形式は、メニューのツール/設定 で変更可能です。


ビデオを選択して、ディレクトリーで保存先、形式でPNGかJPEGか選択できます。

VLCでDVDを開いて再生する

オープンソースソフト VLC Media PlayerでDVDを開いて再生する方法を説明します。

DVD-ROMを再生する

普通はインストーラーからインストールした場合はDVDドライブの右ショートカットメニューを開くとPlay with VLC Media Player がありますので、それを選択します。


またメニューのメディア/ディスクを開くを選択して


ディスクデバイスをDVDドライブに合わせて、再生するボタンからでも再生可能です。


VIDEO_TSフォルダーを再生する
また オープンソースのDVD作成ソフト DVDStylerで作成したローカルのDVDファイルも開くことが可能です。
その場合は、VIDEO_TSフォルダーをVLCにドラッグアンドドロップします。


DVD ISOイメージファイルを再生する
ISOイメージファイル形式のISOファイルも通常はダブルクリックで再生することが可能です。他のソフトが開いてしまう場合は、VLCにドラッグアンドドロップで再生できます。

2008年6月3日火曜日

Audacityを使ってWavの音量を整える


Youtubeなどの動画共有サイトへ動画を投稿する場合やPodcastingする場合や、
WavをVocaloidMIDIに変換する場合も、
元の音声のボリュームが小さいと何かと不便です。

ここではオープンソースの音声編集ソフト Audacityを使って、音量を調整する方法を説明します。

ようするに、Audacityの効果/圧縮を使うだけです。

まずは、AudacityはWavかMP3しか開けませんので、
acky ドロップ WavアンドMP3でWav音声変換で楽々変換などで、Wav音声に変換します。

そのWavファイルをAudacityで開いたら、 左上辺りをクリックかCTRL+Aですべて選択します。



そしてメニューから効果/圧縮を選びます



するとダイナミックレンジの圧縮というダイアログがでます。
この圧縮というのは増幅と違って、小さい音は大きく、大きい音は小さくします
最初は特にきにせず、そのままの設定でお使いください。
音が大きすぎると感じたら少し閾値を左へ動かしてください


OKをクリックすると
すると少し時間はかかりますが、波形が綺麗に枠に収まるように調整されます。
注意事項は、ノイズも大きくなるので、Wav 音声のノイズを除いて綺麗な音にするのような作業が別途必要なこともあります。
録音に少し失敗して音が割れているようなものも、

圧縮をすれば多少はましになります。


2008年2月26日火曜日

Makehumanの人体モデルに髪の毛をつける その1

ここでは、オープンソースの人体モデリングソフト Makehumanに初心者向けに、手抜きの髪の毛をつける方法を説明します。
髪の毛を付けるには無料で使える、オープンソースの3Dソフト Blenderを使います。
Blenderの簡単な使い方はチュートリアルページなどを見てマスターしておいてください。
チュートリアルをマスターしたら、この解説記事必要ないという気もしますが、何かの参考になれば!

本格的な髪の毛をつけたい場合は、JDBP - Blenderでのヘアー・毛・羽をどうぞ

手抜きで毛を作成する

まずはMakehumanでobjをexportしたのを、Blenderから File/import/wavefront(.obj) で読み込みます。サイズが小さいので、適当にリサイズします。(sキーをつかうといいです)


球体で髪の毛にする

一番の手抜きですが、スペース から Add/Mesh/UV Sphereで球体を追加して、適当に大きさと位置を合わせます。小学生にはこういう人いるかもしれないですね、、。


立方体で髪の毛にする

まずは、スペースから add/mesh/cube で立体を追加します。


Tabキー押して Editモードにして、Aキーなどで全選択された状態から、WキーからSpecial/Subdivided smoothを2回します。これで位置を合わせると十分な感じになります


円から髪の毛を作る

もう少し微妙なカーブを出したい場合は、スペースからAdd/Mesh Circleで円を作成して、点を微妙にずらして、頭の形にして、真ん中にフェースを張ります
Editモードにして、全選択で、Eキーを押してExtrude/Only Edgesにして、右クリックで解除して、Alt+MでMerge/At Centerします。



あとは、この点を全部選択して、EキーでExtrude/Region して頭のサイズにあわします。

あとはこれをEditモードから Wキー押して、Special/Subdivided smooth で滑らかにします


点を移動させて、サイドに変化をつけてもいいです。

うなじを作成

後ろからの絵が気になる場合は、先ほどの円のときに、うなじをへこませておきます。


同じように、Extrudeして、Smoothすると、微妙に凹みができます。


あとは、点を、移動させて頭に合わせます。

2007年10月19日金曜日

FFMpegで連続画像から動画を作成する

オープンソースソフト FFMpegを使って複数の画像から動画を作成する方法を説明します。

スライドショーなどを作成することが可能です。
ただMS-DOSを使いますので多少難しいです。
他には、テキスト動画で連番画像から動画を作成するの方法などがあります。

注意事項ですが、画像のサイズはすべておなじで、またファイル名は1から始まる規則的な数字連番でないといけません。
(image0001.jpgや001.pngなど)


Avi動画にする
ffmpeg -i "c:\tmp\image%05d.jpg" -vcodec mjpeg -sameq out.avi
というコマンドを実行します。

最初の-i "c:\tmp\image%05d.jpg"では入力画像ファイルを指定しています。
ここで重要なのが%05という部分です。これは5桁で数字は調整されているという意味です。
(image00001.jpgやimage00100.jpg)

そして次の-vcodec mjpegですがこれは、Motion JPEGという映像コーデックを使うという意味です。素材がJPEG画像の場合、mjpegを使うと変換速度が速くなります。
そして次の-sameq は素材と同じ画質という意味です。
そして最後のout.aviが保存先となります。

またこの設定ですと、動画のサイズは画像と同じで、フレームレートは25fpsになります。

サイズを変更する
サイズを指定するためのオプション(-s)を追加します。
ffmpeg -i "c:\tmp\image%05d.jpg" -vcodec mjpeg -sameq -s 640x480 out.avi
-s 640x480を出力先の前に追加することで、動画の画面サイズを640x480に変更できます。

フレームレート(fps)を変更する
フレームレート25はスライドショーとしては早すぎるので、1秒に1枚表示するようにするには、フレームレートを1にするように指定します。
ffmpeg -r 1 -i "c:\tmp\image%05d.jpg" -vcodec mjpeg -sameq out.avi
これは-r 1というオプションを入力の前に追加します。このオプションは1秒間に何枚画像を表示するかです。4秒に表示したい場合は、-r 0.25とします。

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